校長日誌
第18回卒業証書授与式 校長式辞
3月14日(土)、本校体育館にて第18回卒業証書授与式を行いました。
卒業式終了後も、担任、副担任の先生と卒業生との交流が絶えることなく、校内や正門付近でにぎやかな声が届きました。
卒業生の皆さん、高校、地域社会から離れる人も多いと思います。まずは、その環境の中でがむしゃらに頑張ってください。応援しています。
以下は、卒業証書授与式での校長式辞の原稿です。
冬の寒さもやわらぎ、近隣の大和田氷川神社の境内のおかめ桜も見ごろを迎え、春の訪れも感じられるようになった、このよき日に、来賓の御臨席を賜り、ここに埼玉県立新座柳瀬高等学校 第18回卒業証書授与式を挙行できますことは、この上ない喜びであります。
先ほど、卒業証書を授与いたしました、第18回卒業生184名の皆さん、ご卒業おめでとうございます。
三送会の三年次の先生方が用意してくださった、映像を私も拝見しました。入学当初の皆さんの初々しい姿と入学時の抱負を聞かせていただきました。実際の高校生活はどうでしたでしょうか。思い描いていた生活のとおりであった人もいれば、思い描いていた生活と異なっていた人もいるのではないでしょうか。
今日、高校を卒業する皆さんは、これから新しい社会に向け、様々な期待や不安を抱いていると思います。そこで、私は皆さんに心構えをお伝えします。
「おかれている環境の中で、精一杯に頑張る」
「できない、やりたくない理由以外に、何ができるかを考える」
です。2つのことですが、密接に関係している言葉と私は考えます。自分自身がどのような学生生活、社会生活を過ごしていきたいか、夢やイメージはあると思います。初めから、その環境に身を置ける人はどのくらいいるのでしょうか。恵まれている人はそう多くないはずです。
経済的な成功をおさめた人、学問的な成功をおさめた人、社会的な成功をおさめた人も、その環境に置かれたときは1年生として立ち振る舞ったはずです。その時に、どのように立ち振る舞っていたのか、先ほど述べた、
「おかれている環境の中で、精一杯に頑張る」
「できない、やりたくない理由以外に、何ができるかを考える」
を心掛けてきたと思います。高校生活と違って、新しい生活は、周りに友人はいません。みんな仲良くという環境は少ないと思います。その中で、精一杯に頑張っている姿や、前向きに物事をとらえようとする姿勢から、皆さんを支えようとする人が出てきます。支えてくれる人が出てくれば、さらに皆さんの置かれている環境もよくなっていくと私は信じます。辛いときもあると思います。前向きに考えられない時もあるでしょう。まずは、おかれている環境で頑張ることは可能な限り続けてください。支えてくれる人は出てきます。
それにより、さらに皆さんの生活はより一層充実する者になるのではないでしょうか。その結果、高校生活の思い出が色あせても、私は構わない。と考えています。(少し寂しいですが)そして、充実している生活を送っているなと感じた時に、これまで支えてくださった方に、是非、感謝してください。
皆さんの今後の活躍、健闘を祈っています。
保護者の皆様、これまでの本校の教育活動に御理解を頂くとともに、お子様の高校生活を支えてくださり、誠にありがとうございました。お子様のご卒業は、御家庭の御協力がなければ、かなわなかったものと考えております。
卒業生のほとんどが、成人年齢に達しておりますが、まだまだ、経験も浅く保護者の方の支えが必要になる部分もあるかと思います。ぜひ、「考えを深める」という過程を一緒に進め、社会で独り立ちできるよう、今後もご支援をお願いいたします。
結びに、卒業生と保護者の方々、さらには地域の方をはじめ卒業生を支えていただいた全ての方々のご多幸を祈念し、式辞といたします。
令和8年3月14日
埼玉県立新座柳瀬高等学校 校長 秋田 格
3学期始業式講話
2学期始業式、終業式は生徒にワークを少し行ってもらったり、デモンストレーションを行ったりしたので、原稿を掲載しにくかったのですが、3学期始業式は校長から生徒の皆さんにお伝えしたことを掲載します。
【3学期始業式 校長講話】
新しい年になりました。皆さんはこの年末年始、いかがお過ごしでしたでしょうか。
今のところ、私のところに大きな事故の情報は入っていないので、落ち着いたお正月を過ごされたことと思っています。
さて、時間というのは過ぎ去るのも早く本日から新学期が始まります。心の準備が十分でない人もいると思います。私からは一言、「やる気が出ないからやらない」ではなく「物事に取り組みながらやる気を生み出す」ということをお伝えします。
2学期の終業式の時、大きさの異なる4種類のボールを使い、タイムマネジメントの考え方について話をしました。4種類のボールが意味することって覚えていますか?アイゼンハワーマトリクス覚えていますか?自分の目の前にある課題を4つに分類したものです。
①重要かつ緊急な事柄
②重要だが緊急でない事柄
③緊急だが重要でない事柄
④重要でも緊急でもない事柄
これらの事柄の分類を行うときに、さらに必要になることがあります。なんだと思いますか?大きな目標の設定とそれを達成するための小目標の設定です。小目標にする時には、やらなければならないことを細かく分ける必要があります。
これは、どの成功者も行っていることではないでしょうか。前回、大谷翔平選手を例に挙げましたが、イチロー選手も同様です。大きな目標と小さな目標が明確に関連づけて確認できる手法の一つに、マンダラートもしくはマンダラ・チャートと呼ばれるものです。
(実際に例を示しながら)
1つの区分が3×3マスの9マス。これをさらに3区分×3区分に並べたものです。1番真ん中のマスに達成したい目標を記入、それを達成するために必要な中目標を周りに書きます。その中目標が今度はその外側のマスの中央に入り、その外側にそれを達成するための小目標が必要になります。この中に書いていくのは短文です。長文では目標になりませんね。
では、どのように考えれば良いのか。そこで私が皆さんにお伝えしたいのがR80なのです。
具体的な使い方として、「私は〇〇ができるようになりたい。なぜなら、〇〇だからです。」「それを達成するために必要なことは、〇〇です。これを達成するのに必要なことは〇〇です」という具合に掘り下げることが必要になるのです。これを整理するのにマインドマップという可視化ツールがありますが、話が長くなるので省きます。この目標設定で必要なことは客観的に自分自身を捉えることです。1人でできなければ、自分のことを知っている人にインタビューしながら作成する必要も出ます。ですから、自己理解と自己受容が必要となります。
作成している時、将来に対する不安が出る人もいるかもしれません。不安を分析する時にもこのツールは役に立ちます。いくつも改善が必要なことは出ると思います。しかし、1つ頭の中に入れておいて欲しいのは、あまり外的要因をあげないということです。自分で努力しても変えられない外的要因には踏み込まない事を押さえてください。でないと、マイナス思考に陥り過ぎてしまいます。
3学期は期間が短い上に入試もあり学校にこられないこともあります。ぜひ、この1年もしくは残りの高校生活、どのように過ごしたいのか過ごせば良いのか、マンダラートを作成してみては如何でしょうか。
以上で校長講話を終了します。
1学期終業式校長講話
1学期終業式での校長講話の原稿です。
少々本番では違った表現をした場所がありますが、講話の内容は以下 のものに沿っています。
【校長講話】
生徒の皆さん、こんにちは。校長の秋田です。1学期が終了するに際し、皆さんに伝えたいことをお話しします。
毎年の話になりますが、今年の8月は太平洋戦争が終了して、80年という年になります。皆さんのお爺さん、お婆さんでも、1945年、昭和20年8月より前に生まれた方はあまりいないのではないでしょうか。本当に当時のことを知る方は、少なくなってしまいました。
しかし、映像記録がだいぶ残されているので、その悲惨さを垣間見ることができます。結果的には日本は壊滅的に破壊され負けた事実はあります。資源力、工業生産力の差は、埋められなかったのは現実です。これは、現在でも続いている話です。精神論では埋められない事がらです。ぜひ、皆さんも夏休みには平和学習の一環で当時の情報を集めてみてください。
では本題です。話の内容は全部で3点です。
まず、私もこの4月に新座柳瀬高等学校に着任して4ヶ月が経とうとしています。皆さんが、勉強や部活動に頑張っている姿を見てきました。大半の生徒さんが学校に時間内に来て授業に参加してくれています。選択授業も何はあれ最終的には自分で選んだ授業にもしっかり出ている姿、頼もしく感じています。
先日成績会議があり、皆さんの1学期の学習活動を把握する機会がありました。その中で、1、2年次は、22〜25%の人、3年次は32%の人が成績優良者として上がっていました。成績不審者は、1年次が2%、2年次が7%、3年次が6%でした。全体として、もっと成績が少しでも上がってくれると嬉しいですね。成績優良者の数が増えても問題ありません。皆さんが頑張った証です。
部活動でも様々な結果を残してくれました。目立っての活動は、運動部が中心となりますが、文化部の生徒も、近所の「大和田公民館まつり」に出場、出展するなど活躍をしてくれていました。
ある部活動では、様々な事情で辞めてしまった元部員が、試合観戦している中で、「何で俺はこんなところにいるのだろうか、あんな事で辞めなければよかった。」と悔しがっている姿を見ました。その悔しい気持ちは大切にしてもらいたいと思います。
様々な活動をやり抜いて得られた達成感というものは大切です。全員が、達成感を味わえる環境であれば良いのですが、必ずしも達成感を味わえるものではありません。今回の話は、1つの事柄です。本人にとっては大きな事であると思います。学校生活というのは様々な教育活動を行っています。すなわち達成感を味わえる場面というのは他にも多くあります。悔しい気持ちも持ちながら、他の行事や学習活動に目を向けてみてください。何か自分が打ち込めるものがあると思います。2学期には、雲雀祭に体育祭があります。クラスでの貢献もできます。自分ができることを少しずつ打ち込んでください。そのためにも、今の自分の気持ちを心に留めず、日記などに文章化してみませんか。
続いて日常の学校生活のことです。登校時の正門付近の自転車マナーです。大和田しらかば幼稚園から、本校に来る所の交差点は一時停止になっています。先生方が朝、交通整理をしているので、安心しているのでしょう。一時停止しない生徒が多く見うけられます。交通ルールすなわち、道路交通法に違反しています。この癖というのは、おそろしいもので、将来、皆さんが運転免許をとる時に、癖を修正するのに時間がかかってしまいます。
また、新座市立第四中学校側から来る人、正門付近で斜め横断はやめましょう。また、進行方向を変える時にも、後を確認、後方確認しましょう。先生方が立っていますが、交通事故にあわないように、自分たちでしっかり確認することが大切です。
3点目の話は「自分の命を大切に」です。
夏季休業は土日を含めると42日間の長期休業となります。長い期間、学校から離れると、この1学期の間作ってきたリズムが崩れてしまうことがあります。また、友達との関係性も希薄になってしまうこともあるでしょう。このことから夏休みの終盤に心の変調、不調を訴える人が出てきます。
「新学期になって、学校に来てみれば大丈夫だよ」という励ましの声があるかもしれません。その励ましの声のとおりであると思います。学校に来てしまえば何てことがないことが多いです。しかし、しんどいのには変わりはないですよね。その場合は学校に頼ってもらっても良いですし、件教育委員会が開設している相談機関に話をしてみるのも良いと思います。
言っておきたいことは、辛くなりすぎる環境は作らないでください。そして、自ら命を断つという行動は起こさずに、ぜひ踏みとどまって、周りに助けを求めてください。
最後になりますが、9月1日の始業式、2学期スタートの時に、皆さんの元気な姿が見られることをきたしています。
大和田公民館まつりに文化部出演と出展!
4月19日(土)、20日(日)と学校がある新座市大和田地区の公民館のお祭りがありました。
本校の文化部で、吹奏楽部の演奏、書道部及び美術部の作品の出展がありました。
19日に吹奏楽部の演奏があったのですが、都合がつかなかった為、演奏を聴くことが出来ませんでした。20日に見学に行った際、館長様から、「非常に良い演奏で、アンコールの声もかかっていました。」とお話ししてくださいました。地域の方も多く来場されており、このような場所で生徒の活躍の場を与えてくださっていることで、地域に根ざしている学校という事を実感しました。
写真は、展示されていた作品です。
新座市の桜の様子
3月下旬に開花したソメイヨシノも、4月初めに気温が下がったため、花が始業式と入学式まで持ってくれました。
本校周辺の桜も木によっては見頃となっています。
正門付近にある桜は、満開でした。入学式には抜群のシチュエーションになったのではないでしょうか。
令和7年度 入学式校長式辞
式辞
3月下旬に花開いたソメイヨシノも、4月初めの花冷えもあり、本日の皆さんの入学式に花を添えてくれました。
令和7年 春のこのよき日に、御来賓の皆様の御臨席を賜り、ここに埼玉県立新座柳瀬高等学校 第18回 入学式を挙行できますことは、この上ない喜びでございます。
ただ今、入学を許可いたしました、20回生198名の皆さん、そして保護者の皆様、本校へのご入学、誠におめでとうございます。教職員一同、心から歓迎いたします。
中学校は、多くの人が公立高校、私立高校問わず、高校入試を受験し高校に進学する。という過程をとおってきます。
そして、皆さんも本日、新座柳瀬高等学校に入学いたしました。
高校というのは、中学と異なり、自分が将来なりたいもの、やってみたいこと。これを達成するために、自分自身を磨く場所です。
しかし、人というのは、期限というのがわからないと、行動に移したり、考えたりすることを先に進むことが難しいものです。
ですから、皆さんにまず、「高校2年の終わりまでに、どの様な進路を考えるか」ということをふまえ、高校生活を過ごす。ということをお願いしたいと思います。
その中で、自分の思いえがいた結果が出せない。何かちがう。と思うこともあるでしょう。このために先生方は、皆さんをサポートしてくださいます。是非、先生方の力も借りて下さい。
高校生活が順調に過せるのが、一番かっこいいかも知れませんが、思い悩み、解決して進んでいくことが、皆さんの人生経験にとって、非常に良い糧となると考えます。
また、学校生活は、人との関わりを学ぶ大切な場です。人との関わりの中で、他の人の意見、考えをしっかり聞く。ということを学習してください。
人により、物事に対する考え方や捉え方が異なります。
物事の考え方や捉え方の違いを受け入れるという事は、自分自身でも難しい時もあります。その時に重要になるのが、自分の意見をしっかり相手に伝えるということです。相手のことを批判するのではなく、どのように自分のことを伝えられるかです。昔から人とのコミュニケーションの取り方を記載した本は、たくさん出ています。中国古典でも紹介されている内容です。
すなわち、人の成長として避けては通れない内容であると、私は感じます。そして、最低限必要になるのが、顔を合わせて会話をし、相手から出る雰囲気をしっかり感じ取ることです。
是非、新入生の皆さんも高校を卒業し社会に出る前に、その力を身につけてもらいたいと願っております。
保護者の皆様、本日は誠におめでとうございます。真新しい制服に身を包み、高校生としての第一歩を踏み出した我が子をご覧になり、感慨もひとしおのことと、存じます。
私たち教職員一同、大切なお子様をお預かりいたします。そして、お子様が高度な知識や技能を身に付け、それを主体的に活用し、考え、行動しながら様々な課題に対し、解決へ向かう力を養っていけるよう、伴走してまいります。
そこで、保護者の方にお願いがございます。すでにここまでお子様と長きにわたり向き合ってこられたので、すでにご理解いただいていることだと思います。それは、お子様が、それぞれの場面において、様々な顔を持つということです。これは決して悪いことではありません。その場に応じて対応を使い分けている。ということで成長の証の一つでもあります。ぜひ、ご家庭でお子様が学校のお話をすることもあるかと存じます。是非、よく耳を傾けていただけると助かります。
そして、地域の方々に見守られ、学校と家庭がしっかりと手を携え、お子様の成長を支えていくことができますよう、本校の教育方針に御理解をいただき、御協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
結びに、新入生の皆さんにとって新座柳瀬高校での3年間が、輝かしいものになりますことを祈念し、式辞といたします。
令和7年4月8日
埼玉県立新座柳瀬高等学校 校長 秋田 格
令和7年度 着任式・始業式校長講話
みなさん、おはようございます。
まず、わたくしの自己紹介から行います。
4月1日に新座柳瀬高等学校の校長として着任しました、秋田 格です。
これから、よろしくお願いいたします。
春季休業中の生活はどうでしたか?
気が付けば、今日から令和7年度第1学期がスタートします。
新しいクラス、担任の先生、授業と不安もある人も多いでしょう。すべての人が新しい環境にすぐに順応するわけではありません。
不安に感じている人は、「自分が不安に感じている」ということを、相談などで周りに伝えてください。相談受けた人は、まずは、良く話を聞いてあげてください。それでも一つアドバイスです。相談を受けた人は、話を聞くだけでよいです。
解決策について、アドバイスはしなくてよいです。アドバイスは、「先生に相談してみよう。」です。
さて、本題に入ります。本校では様々な教育活動をとおして、生徒の皆さんの「自己肯定感の育成」を挙げています。
この内容は、少々難しい内容なので、あえて本日講話の題目に上げます。
皆さんは、「自己肯定感」というと何を思い浮かべますか?「自己肯定感の要素」には、自尊感情、自己受容感、自己効力感、自己信頼感、自己決定感、自己有用感と呼ばれるものがあります。そして、自己肯定感はその時皆さんが置かれている状況に応じ、高くもなったり低くもなったりします。自己肯定感が低くなったとしても立ち直るようにするために必要な要素があるといわれています。
そこで、今回、私が注目したいものは、自己受容感です。心理学の分野では、自己肯定感の要素のうち、自己受容の要素が非常に強いといわれています。
では、自己受容感、自己受容とは何なのでしょうか。簡単に言うと「ありのままの自分を認める」ということです。しかし、簡単すぎてわかりにくいですね。「ありのままの自分を認める」ということを話しましたが、これは、自分のポジティブな面とネガティブな面両方をしっかり認識する。ということです。自己肯定感は、ポジティブの面が強いというとらえ方をしています。
例えば、今日1日の行動を振り返った時、出来た事と出来なかった事を客観的に確認します。その時に、出来なかった事を「やれなかった自分がいる」ということを落ち込まなくてよい。というものです。その事実が認識出来たら、その事実をどのように捉えるか。ということを繰り返していきます。どこかで、詳しくお話しする機会がありましたら、紹介しますし、是非、皆さん自身も「自己受容の育成」について調べてみてください。
自己受容がしっかりできていないと、自己肯定感を高めることはできないといってもよいくらい。ということ言っている方もいます。
「他者を認める」ということも、「自己受容が確立している」ことが重要であろうと私は捉えています。そして、自己受容のトレーニングを行うときに、振り返りの「自己表現がしっかりできる」ということも大切です。「自己表現ができるようになる」という過程の中でも「自己受容を高める」ということが可能なのでしょう。
途中から、方法論の話に移ってしまいましたが、自己受容は、自己肯定感の要素のうち、「木の幹のようなもので、しなやかなもの。ストレスを受けるがしなやかにやり過ごすもの」です。すなわち、数年後社会に出たときに、非常に重要な要素になるため、早いうちに皆さんに知ってもらいたいと感じたので、ここで紹介しました。ぜひ、皆さんも考えてみてください。
次に、所沢おおぞら特別支援学校の新座柳瀬分校開校2年目です。在籍する生徒の数も2学年分となります。本校との学校行事の中での交流もますます進むでしょう。多様な特性を持つ方の理解を深める良いきっかけとなります。
両方の先生方も連携を深めていきます。ぜひ、生徒の皆さんの協力もお願いします。
最後になりますが、それぞれの年次での活動において皆さんには達成してもらいたいものがあります。3年次の生徒の皆さんは進路実現の年になります。就職する人で7月には求人票から自分が受けたい事業所を見つける、という作業が出ます。就職、進学問わず、夏季休業中は、会社見学やオープンキャンパスに参加するなど、進路活動が本格的になります
これから考えると2年次は進路選択のために残された努力できる最後の1年となると私は考えています。ぜひ、数年先、どのようにして生活しているのかイメージできるよう、皆さんの健闘を祈ります。
冒頭にも、新しい学習環境となります。なじみにくくて不安定になってしまう人もいると思いますが、ぜひ、不安に思うことを先生方に相談してください。自分自身の体、心を大切にしながら、新年度のスタートが順調となることを祈りながら校長講話を終了します。